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離脱症状

バルビツール酸系、ベンゾジアゼピン系/非ベンゾジアゼピン系は、服薬を中止すると、離脱症状を生じる可能性がある。

医師に離脱のための知識がない可能性がある。そのため、離脱の説明がなかったり、急速な断薬や力価の違う薬剤への切り替えにより離脱症状が強く生じる可能性がある。

ベンゾジアゼピン系/非ベンゾジアゼピン系の離脱症状は、不安が最も一般的で、一般的なものは不眠症、易刺激性、興奮、抑うつ、振戦、目まい、パニック発作、身体や視覚や聴覚に対する過敏症といった知覚障害であり、高用量のベンゾジアゼピンを中止する場合には、発作、せん妄、精神病が起きる場合がある。

アシュトンにより、これらの離脱症状は長期間にわたる傾向があるため、激しい離脱症状を避けるために、ジアゼパムのような低力価で長時間作用型の薬剤に等価換算で置換し、個々の状態に対応しながら1~2週間ごとに、あるいはそれよりも遅く、以前より10%減らすといった、長ければ半年以上かけて徐々に漸減する方法が推奨されている。とりわけ高用量の場合、そうでなくとも、置換は一方を漸減し、もう一方を漸増する方法(クロステーパーという方法)が推奨される。

突然の断薬により激しい離脱症状が生じた場合、以前より増量することで効果が出る可能性がある。

ベンゾジアゼピン離脱症状と、抗うつ薬のSSRIにおける離脱症状は酷似している。


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